「いろいろパレット」 ~ちいさな冒険プログラム~
2009年6月20日(土) 「水~全てを繋ぐもの~」
「水」・・・空から降り注ぎ、空へと返る水。 父なる空と母なる大地を繋ぐものであり、全ての命を支えるもの。 誰でもが『頭』では分かっているこの「水」という存在。 しかし、果たして私たちは「水」というものを、日々 どれだけ意識しているのでしょうか・・・・
梅雨! ということは、このテーマを雨の森で!なんて、私個人としては、ウキウキしていたのですが、考えてみたら 「いろいろパレット」はいつも晴れ空でしたね・・・。 しかも快晴! 朝から夏日和! というわけで、いつも行く森よりももっと奥にある、とっておきの森で森冒険。 この森の沢は実に美しく、「水」がテーマということもあり、沢登り冒険へシュッパーツ!
何事もそうですが、何かを知るには、そのものに実際に触れ、自分の中で感じることだと私自身思っています。 「水」を知るためには、「水」に触れるしかありません。それも、ドップリ・・・・ 冒険隊員たちは、気づくと水浸しでしたが・・・(笑) 冒険はそうでなくっちゃ! 一度水浸しになると、妙に諦めがつき、動きが大胆になるものです。そうして学べることの方が、はるかに多い気がします。
目の前の水は溢れていても、飲み水として飲めるかわからない場合、煮沸などの必要があるため、飲み水としてはすぐには飲めません。 今回、冒険隊員が目指すのは、とびっきり美味しい湧水。 そこにたどり着くまでの飲み水は「命の水」と呼んだ、皆で分け合う少しの水があるのみ。
本当にやっとこさの想いでたどり着いた湧き水。 その味は格別で、思わず「おいし~~!!!」の声があがりました。 湧水は「山」という天然の濾過システムが、水を浄化されていることも、みんなで話し合い、木の必要性や、山が汚されないことがどうして大切なのかを一緒に考えました。
水で冷えた体を温めてくれるお天道様。そのありがたさを体いっぱい浴びて、疲れも癒され、帰途に着く頃には、本当に大げさでも何でもなく、子どもたちは一回りも二回りも大きく感じられました。
今回一番心配していたのが、スズメバチやマムシなどの危険性でした。 プログラムの開始直後、スズメバチの死骸を手に入れる機会に恵まれました。はじめは怖がっていたものの、私が手の上に乗せ観察し、「スズメバチさんの瞳の中にいっぱい瞳があるって、知らなかった!」と、感動していると、みんなもチョットずつ近づき… 最終的には「意外とかわいいね~」「飛んでいる姿を見てみたいね~」なんて声も。
スズメバチさんに刺されると…というお話をして、その怖さも一緒に考えたものの、その可愛さまでもを感じ取れた冒険隊員たちは、実際 冒険中にスズメバチさんに遭遇したものの、慌てることもなく、動じず、飛ぶ姿を観察することで、事なきを得ました。 マムシさんに関しても同様。 ヘビさんとの遭遇劇があったものの、「お邪魔してごめんね」と、ヘビさんが茂みに隠れるのを待ってからの再出発。 「なんだか、いいなぁ・・・」と思う瞬間でした。
「自然のものは、絶対に自ら私たちを傷つけてきたりしない」 それを頭ではなく知るためには、こうした機会に出会うことでしか、得られないのかもしれないと、私自身大きな学びになりました。
とにかく、写真をご覧ください。 ここには綴りきれないほどの冒険があり、1人1人の頑張りがあり、涙があり、感動があり・・・・それはそれは、いつになく大冒険でした。 ドップリ疲れたけれど、私にとっても学び多き一日でした。
帰り道、バスを待ちながら「この川の水は、さっきの森の水なの?」とある子が尋ねました。「そうだよ、みんなの街を通って、海に行って、空に返るんだったね」 なんて会話も、いつになく それぞれが何かを感じているように思えました。
梅雨の中休み。 あの水が空から帰ってくる時が楽しみだね。 みんな、素敵な一日をありがとう! また冒険しようね!
水で全てのものと繋がっていることの実感と、喜びを与えてくれた森、私たちを包み込んでくれてありがとう。
Coo





























