シリーズ企画 「ドク学」~五感で学ぶ毒薬草学~ 弥生編

2010年3月20日(土)
『ドク学』この言葉を聞いて『毒学』や『独学』若しくは『読学』をイメージする人がいるかもしれません。そしてそのどれもが『ドク学』に当てはまります。
そしてその『ドク学』が裏高尾で行われました。
皆さんと森へ行き植物達と出会う。その時その子が毒草であろうと薬草であろうとあまり関係はありません。
植物達をじっと眺め、そしてそっと触れてみる。その時の手の差し出し方、しゃがみ込んだ丸い背中、真剣な眼差し、緩んだ目尻、そしてその時醸し出す雰囲気、参加してくれた皆さんの植物との接し方はとても優しかった。
『触れ合い』と『触れ合う』の違いを感じた瞬間でもあった。『触れ合い』とは一方通行な感じがし、『触れ合う』とはお互いが寄り添うイメージが僕の中にある。
紛れもなく皆さんは触れ合っていた。
森へ入る時、初対面で何も解らなかった植物達との関係も、帰る頃になると遠目でそれと解るようになっていた。
それは皆さんがそれぞれの『独学』で学んだ結果だった。
『自然は偉大なる先生』それを改めて感じる1日となった。
参加してくれた皆様 本当にありがとうございました。
森で共に過ごせたことを幸せに思います。
では また 森で
ken
今回、以前から植物と一日、いろんな角度から、じっくり向き合うコースを開催したいという想いが、やっと形になりました。
一日を通して、集中力を途切らすことなく、終始全身全霊で今回取り上げた3種の植物と向き合っていらっしゃった方々が多かったように見受けられました。 実際、初めは毒草を見分けることができなかった皆さんが、帰りの頃には100%に限りなく近いくらい見分けていらして、その植物に関して何かしら語れるようになっていて、私は感動すら覚えました。何かを「学ぶ」とは、経験が伴って初めて自分のものになるのだなと、改めて感じさせられた瞬間でした。
私は今回、植物の剪定、薬草としての扱い方、その他食し方などを担当させていただきました。 今後、このコースの広がりを持たせられるか否かは、私自身の精進と研究にかかってくる部分も大きいと思いますので、良い意味でのプレッシャーを自分に課していきたいと思っています。
「ドク学」は、その名の通り、あくまでもイントロダクションに過ぎません。 私自身も、今回の経験を自分の中で撫でまわしたり、転がしてみたりしながら、自分なりのものを、その植物と自分の中に見つけていきたいと思います。今後も一緒に試行錯誤していけたらと思っていますので、よろしくお願いいたします! そして今回私たちに、はかり知れない学びをくれた植物たちと森に、ありがとう。
また森で
Coo

