シリーズ企画 「ドク学」~五感で学ぶ毒薬草学~ 卯月編

2010年4月17日(土)
4月に雪、しかもワークショップの前日に…。まぁそれでも雨天決行なので後は参加される皆様のテンション次第!『ドク学』~卯月編~のスタートは森が雪で白く輝く朝から始まりました。
ある野草に狙いを絞り、その野草が持つ『毒の顔』『薬の顔』『山菜の顔』を色々な角度から探っていきます。
初めは野草の佇まいの差に混乱していましたが徐々に野草達との距離が縮まっていき、僕の出す質問に『この子は違う、何となく違う』という事を口にする人が増えてきました。
僕らの生活で物や人、あるいは場所を認識している感覚とはいったいどういうものなのでしょうか?髪の黒かった友人が金髪にしたからといって誰だか解らなくなることはないと思います。 また、思い出の場所へ久しぶりに行き『何も変わらないなぁ』もしくは『変わっちまったなぁ』と感じる感覚とは…。
それはただ単に『記憶』と言うものだけでは語れない何かがあると僕は思います。 そしてその『何か』の感覚が植物達との出会いではとても大事になるような気がします。
植物が持つあらゆる顔を1日を通しそれぞれの目線で見つめていく。植物の成長は人間から見たらとてもゆっくりに感じるかもしれません。だからこちらも焦らずゆっくりと学んで行ければ良いと思います。そして矛盾してしまいますが季節が過ぎるのはあっと言う間です。
いつも感じることなんですが『今目の前にいる植物をただ受け入れればいい、自分のエゴを通さずに…』う~んこれが一番難しい。いつの日かその日が来るだろうか?そしてその時初めて聞こえる気がする、本当の植物の声が…。
参加してくれた皆さん本当にありがとうございます。ノートを片手にちょこんとしゃがんだ皆さんの後ろ姿が心に残ります。皆さんが出会った植物達のこれからの一年と皆さんの一年がどこかできっと重なっていくと思います。
皆さん本当にありがとうございました。では また 森で…
ken
記録的に遅い雪がほんのり積もった森で、「ドク学」卯月編となりました。 今回私が皆さんにご紹介させていただいた植物は、皆さんの身近にもいる子です。 日常でも実践しやすいものを選ばせていただきました。 私自身、幼い頃から子どもならではの症状に悩まされる度に、母がその薬草を使って治してくれていた記憶が残っているほど、日常の中でお世話になってきた子です。 誰でも知っているこの子の薬効は、以外にも知られていない部分も多く、書きだせば、すぐにノートいっぱいになってしまうほど、効能タップリの優れもの。 実際、皆さんに「この子の薬効は何だと思います?」と聞いてあがったもの全てが正解!というほどでした。 この子には本当に頭が下がります。
今回も一つの植物の「山菜」として「薬草」としての側面に目を向け、その命を活かすための剪定方法への実験的試み法や、薬草としての利用法、効能を活かした料理方法の紹介を担当させていただきました。 そんな中、「これで、美味しくなかったら笑えるね」との参加者の方の声に、「え”・・・」と、とてつもないプレッシャーをいただき・・・。 結果として、その美味しさに感嘆のお声を頂いた時には、「あ~良かったぁ~=!」と気が抜けたほどでした(笑)。
今回は山の中で実践的な野草・薬草としての利用法を求める方が揃っていたこともあり、その場ですぐに使える薬効としての利用法や、道具や調味料がなかったとしても、この経験を通して、いかようにもアレンジしやすい調理法を!と心がけて紹介させていただきました。 構想する中で、私自身、実に学びが多く、皆さんから良い刺激を頂いたこと、感謝しています。
今回学ばせてもらった植物たち、そして、参加してくださった皆さん、本当にありがとう。 これからも、森から、植物たちから、数え切れないほどの学びを、一緒に与えてもらい続けていきましょう。
また森で
Coo








