シリーズ企画 「ドク学」~五感で学ぶ毒野薬草学~ 雨月編

2010年6月5日(土)
もう自分の中では夏を感じる陽気になった。 風が冷たかろうと朝晩冷えてきても気分は夏。そのきっかけを与えてくれたのはある『野鳥』だ。
その声を森の中で聞いた途端に体中に『夏』が走った。 そしてこの日もその野鳥の鳴き声が森に響いていた。
今回登場した植物の先生の中で自分がワークショップをする時に一番気を付けている植物がいる。彼らは至る所に潜み、その姿は変幻自在。
野山で活動する機会がある人なら避けては通れない植物。その植物に焦点を当てゆっくりと時間をかけて自分の中にその植物を染み込ませていく。
簡単に言ってしまえば『雰囲気』を掴む時間でもある。そしてその『雰囲気』こそが彼らを学ぶ上で大事な鍵になる気がする。
『毒』の面から植物を捉えた時、どうしても『毒素』に気が行ってしまうが、その植物が持つ『雰囲気』こそ目を向けなければならない重要な要素の気がする。
参加者の皆さん1日お疲れ様でした。今回学ばせてもらった植物達の生活を四季を通して見つめてみる事をおすすめします。そこには『驚き』と『発見』がいっぱい詰まってますよ!皆さん本当にありがとうございました。
では また 森で ken
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人間にとって植物の「毒」とは何でしょうか。 毒そのものは、その植物が生きるための知恵であるということ、そして何故、その「毒」成分が、その植物には必要であるのか、それから、それは「毒」としての役割だけではなく、ちゃんと利用価値のある効能も含んでいるのだということ。 そして、人間がその「毒」に悩まされた時、あわてずにどう対処し、治療するのか。 それこそが私たちの学ぶべき部分ではないかと思います。
「あわてる必要なんて全くない。 毒草の周辺には、それを治療してくれる植物が少なくとも3種類はいる。 自分がそれを経験として知っているか否かということだけ。 その目をもっているならば、自然の中で困った時、自然は必ず助けてくれる。 キミは1人ぼっちではないということを知りなさい。」
これは、昔一緒に働いていた仲間でもあり、私に植物との向き合い方を教えてくれたある人の言葉です。 今回、そのことを想いながら、毒草と関連して薬草について紹介させていただきました。 その他にも、これからの季節に大活躍の薬を一緒に作ったり、その子のそっくりさんで旬の植物の食し方や、数種類の保存方法をご紹介しました。 幾らでも応用のきくものなので、是非色々と試してもらいたいと思います。
長引く雨が森にやってくると、春から続いた薬草を採取しては何かを作る忙しさがスローダウンする季節に入ります。 そんな時期だからこそ、調べごとをしてみたり、自分なりの記録をまとめてみたりしてはいかがでしょうか。 私自身、そのようにしてゆっくりじっくり学んでいきたいと思っています。
また森で。
Coo




