「いろいろパレット」 ~ちいさな冒険プログラム~
2010年6月6日(日) 「水~全てを繋ぐもの~」
待ちに待ったこの日! 晴天! 私自身、冒険隊の皆に会えること、冒険に出かけることを、指折り数え本当に心待ちにしていました。 今回はいつもの森からもっと奥に行って、湧水を求めて進む冒険、沢登りです!
「もう待てないよぉ~!」 「くうぅーーー、 ねぇー まだぁーー??」 膨れ上がる子どもたちの気持ち。 ボーン!と破裂したら、冒険の始まりです。
ここには語りきれないほどの冒険物語がありました。 私自身、感動で涙がこみ上げるシーンがいくつもありました。
自分だって精いっぱいなのに、「大丈夫?」と声をかけてくれたていた子、歩いていく中で「水が自分にかからないように静かに歩けば、川の中の生き物たちもビックリしないのかも」と気づいて、一歩一歩丁寧に歩き始めた子、自分が発見したものを皆で分かち合い「誰が見つけたの?」と聞かれると、「みんなで」と言った子、怪我をしても我慢して頑張っている子を元気づけようと、真っ赤で一番大きくて美味しそうな実を探してきてくれた子、命を終えた雛のために、その身体が他の命の栄養となるように、その子の為に祈り、心をこめて葬るために、森の中で一番良い場所を探すみんなの瞳、 水の心地よい冷たさ、蒼いそら、木漏れ日のダンス、水面に浮かぶ純白な花びら、小さな命たち・・・。 その一つ一つが、そして全てが美しかった。私はその全てから感動と生きがいをもらった気がしています。
青い鳥。
冒険の初め、この子の声が森に響いていました。 驚かさないように、忍び足で通り過ぎた私たち。 その姿を見ることはできず、残念がっていました。ところが、この日の終わりの頃、こんなことがありました。 怪我をして涙を流す子。 心配する皆。 そんな私たちの目の前に現れてくれたのは、あの美しい青い鳥でした。 涙が止まりました。「きっと、慰めに来てくれたんだね」。 そんな会話が皆の中でとても静かに広がっていました。
森は優しい。 そのにごりなき澄んだ優しさに包まれた時、人は自然に対しても、人にも、本当の優しさをもつことができるのかもしれません。
水。 それは限りなく澄んでいました。 それはまるで森の優しさのようでもありました。 その水が私たちの中にも流れています。
冒険が終われば、みんなそれぞれの街に帰っていきます。 けれども、この日の出来事を心のどこかに持つ冒険隊員の皆には、そのことを言葉にしなくても、どこかで感じていられる人になってほしいと思っています。
冒険隊員のみんな、暖かな気持ちをありがとう。 みんな、大好きよ。
森よ、心から愛しています。
また森で
Coo
























